日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合が独自開発を行ったクラウド管理システムである「家歴書ネット」。
当社では、定期検査や施工などの情報を全てこの「家歴書ネット」へ記録していき、適切に管理しています。
※ 長期優良住宅におけるメンテナンス履歴情報として、国土交通省が推進する『いえかるて』への反映も可能です。
近年、国による新築から中古住宅重視への政策転換が行われています。そこで、中古住宅の品質確保という視点で国が推進しているのが「住宅診断(インスペクション)」と「住宅履歴書」です。長期優良住宅やその他様々な補助事業において、住宅診断(インスペクション)の実施と住宅履歴書の作成が補助の必須条件となっています。
※『長期優良住宅普及促進法』(2009年6月4日施行)では、長期優良住宅の認証基準に建築後の住宅診断(インスペクション)が義務化されました。また、既存建物取引時の情報提供の充実として、下記が可決し成立しました。
これまで住宅業界には、中古車業界の様に整備記録をつける慣習はほとんどありませんでした。住宅にも外壁の塗り替えやシロアリ駆除などの・メンテナスの履歴・定期点検の記録が必要なのは明白です。その役割をする為に「住宅履歴」という仕組みが新たに確立されたのです。
今後は品質や性能のよい住宅を購入し、メンテナンスを施してその結果を「住宅履歴書」に残すことで、その家の資産価値が認められ、良質な中古住宅の流通が増えてくることが期待されています。ここで大切なポイントは1) 住宅診断(インスペクション)を実施すること、2) 正しいメンテナンスを実施することです。