室内化学物質濃度測定

シックハウス症候群やアレルギーまた体調不良の原因となる室内の化学物質の濃度を測定します。

測定が注目される理由

建材や室内に持ち込まれる家具・日用品などから揮発する化学物質が原因で、住人が体調不良を訴える「シックハウス症候群」が社会的に問題となっています。

2003年7月にはシックハウスの低減を目指し建築基準法が改正となりました。その症状は、頭痛・めまい・イライラ等、他の原因と錯覚しやすく、また個人差がある為、室内環境の問題とは気づきにくいのが現状です。症状の改善にはその原因を知る事が必要であり、化学物質の濃度測定は室内の安全性を知る手段として有効的に用いられます。
このような視点から住環境の安全性が今、見直されてきています。

2つの測定方法

1.簡易測定 Simple Chemical Analysis

対象測定物質 ホルムアルデヒド
使用器具
検知管
自動ガス採取装置で室内の空気を採取致します。検知管がホルムアルデヒドを取り込むと、反応し検知管の目盛りに数値として表れます。
デジタル測定器
電子計測器で室内の空気を採取します。DNPHフィルタがホルムアルデヒドを吸着して、デジタルで数値を表示します。
測定手順
  1. 測定対象の室内を30分間換気し、5時間以上密閉致します。
  2. 測定器を1.5mの高さに固定し、30分の測定を開始します。
    ※ 測定箇所は日当たりの良い南西、又は皆様がよく過ごされるリビングになります。
    ※ 測定中は入室禁止となります。
  3. 測定終了後、結果及び対策を詳しくご説明いたします。

2.詳細測定 Details Chemical Analysis

※ 住宅性能表示制度の測定方法であり、ホルムアルデヒド以外の物質の分析も可能となります。

対象測定物質 ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド、 VOC(トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン)全6種類
方法
パッシブ法
サンプラー(捕集管)を吊るし、24時間室内空気を自然吸着させて測定します。濃度分析は専門機関にて行います。
アクティブ法
ポンプを使って室内空気を採取します。より正確な数値を測る為、2回の測定を致します。濃度分析は専門機関にて行います。
測定手順
  1. 測定開始前に室内を30分換気し、5時間密閉致します。
  2. 測定を開始致します。
    パッシブ法…自然吸着させて採取する為、24時間の測定が必要となります。新築時等の、入居前の測定にお勧めです。
    アクティブ法…機械を使い空気を吸引させる30分の測定が、2回必要となります。
    ※ 測定箇所は日当たりの良い南西、又は皆様がよく過ごされるリビングになります。
    ※ 測定中は入室禁止となります。
  3. 後日、分析結果報告書をお渡し、測定物質ごとの分析及び対策を詳しくご説明致します。