住宅辞典詳細

イエヒメアリ 体長2.5mm~3mm
形態
シロアリと混同することがあり区別が必要。体長は1.3~10mmと種によって異なる。胸部と腹部の間はくびれていて、触角は「く」の字型に折れ曲がっている。
生息場所
庭や田畑の地中に巣穴をあけて生息する種類が多い。ケアリやオオハリアリなどは、朽ちて空洞化した木材中に生息する。イエヒメアリは、天井、床、タンスの裏、壁内等に巣をつくる。
被害
働きアリや羽アリが、多数家の中に入ってくる。砂糖や菓子等の食品に群がる。噛まれると痛い。
形態
春~夏
駆除方法 庭先の土と家壁の間や床下に、残効性のある液状か粉状の殺虫剤を散布する。 羽アリには殺虫スプレーや電撃殺虫器、電気蚊取り器等も効果あり。 また、中性洗剤をしみこませた布巾で、アリの出入り口付近や列をなす通り道を拭くことで仲間を誘導させる「道しるべフェロモン」をかき消すため、発生の予防になる。
予防方法 羽アリが家の中に飛び込んでこないよう、羽アリが飛ぶ時期は網戸にするか窓を閉める。 家の周りや床下に、朽ちて空洞化した木材があれば捨て、家の外壁や木材の腐朽部分を修理する。 室内には、餌となるものが放置されないようにする。食料を保管している入れ物は密封状態で収納し戸棚の扉は必ず閉める。生ゴミはふたの付いたゴミ箱にいれ、キッチンは常にきれいな状態に保つ。
応急処置 刺された場合は、患部に虫刺され用痒み止め薬(抗ヒスタミン含有ステロイド軟膏)を塗る。腫れがひどいときは患部を水で冷やし、湿布するとよい。 新生児は初めて刺されると腫れやすいので特に注意が必要。

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